揚琴という楽器をご存知でしょうか?
「中国の代表的な民族打弦楽器。明王朝後期にシルクロードを旅して中国に伝来。楽器の表面に張った弦を、演奏撥(バチ)を両手に持って叩き奏でる。12平均律を持ち、音域は4オクターブ以上。乾いた心にしみいる音はどこか懐かしく、そしてなぜか新しい。」(コンサートチラシより)
4月20日に開催された今年度中部支部総会の事業は、その揚琴奏者の金亜軍先生(http://youkin.com/static/)のお話と演奏でした。
筆者を含め会員の多くもまだ馴染みのないこの揚琴でしたが、先生のわかり易い説明と巧みな選曲はピアノのルーツとも言われる所以を大いに納得させて頂けるものでした。
今年はピアノの発明から300年。西洋楽器ばかりでなく視点を変えながらその原型たる楽器の音に接してみるのもいい機会ではないでしょうか?
と、言うわけでその金先生のコンサートが、来月、東京と名古屋にて開催されます。
[東京] スペースZ 2009.7.12(日)16:30開場 17:00開演
[名古屋] テレピアホール 2009.7.17(金)18:30開場 19:00開演
興味のある方は是非ご来場、ご鑑賞下さい。