4月21日(日)、浜松市のアクトシティ研修交流センターにて定時支部総会を行いました。
総会の前に、日本ピアノ調律師協会副会長兼国際局長の鎌田有喜氏による「国際局の活動 ~IAPBT・APTAの報告~」をテーマに講演がありました。
調律技術の国際交流を目的に活動したり、世界の会報誌を翻訳して紹介するのが主な業務だそうです。
IAPBTの加盟国(地域)は、アメリカ、日本、ヨーロッパ18か国、韓国、台湾、中国、オーストラリア、南アフリカが参加しており、2年に一度持ち回りで技術者世界大会が開催されています。
IAPBTでは、コンサートの開催、工具の販売、技術セミナーなどで構成されていて、国内外の技術者達との交流や親睦を図ることもでき、とても有意義な時間を送ることができます。
今年8月に開催予定のAPTA韓国大会では、静岡支部所属の会員、鈴木均さんが講師として招かれています。「日本からも多くの参加者を募って大会を盛り上げたい」とおっしゃっていました。
講演のあとに、定時支部総会が行われました。
岩倉支部長は、「県中東部の会員さんにも支部活動に参加していただき、活発な活動を推し進めたい。また、研修会でのリモート配信にも引き続き取り組みます。」と挨拶いたしました。
転入会員3名の紹介ののち、
総務部、事業部、研修部、広報厚生部から2023年度の活動報告を。
会計部の、2023年度収支決算報告は承認されました。ありがとうございました。
今年度は、4月4日に支部運営委員選挙の開票が行われ、15名の新役員で運営がスタートしたところです。これから2年間、よろしくお願いいたします。
静岡支部HPプロジェクト 担当:石田智子
桜の花が満開となり、春爛漫の頃となりました!
4月6日(土)静岡市の『札の辻クロスホール』にて、
静岡支部主催、『未来のピアニストの演奏を応援するコンサート』が開催されました。
県内にお住まいの、中学生から大学生の皆様が
日頃の鍛錬のすべてを舞台で披露してくださいました。
平素、演奏技術を学び訓練する学生の皆様のピアノを
メンテナンスさせていただいている、協会のメンバーが
推薦させて頂いた12名の学生の皆様が
バッハから、現代日本の作曲家まで
多種多様なピアノ曲のレパートリーを演奏してくださり、会場におとずれたお客様からも、おしみない称賛の拍手をおくられていました。
アドバイザーとしてこの度もご協力を頂いた、
仲道祐子先生から
『みなさんの曲に対する思いをしっかりと感じとることができました。そこをふまえて、さらに曲にとりくむときクライマックスに向かうときのエネルギーの持って行きかたや、それぞれの指の使い方、メロディーラインを弾くときの和声を感じながらとか…伴奏のベースと、その他の音色のこなしかたとか……また、他者的な感覚で自分の演奏を感じてみるということをおこなうと、より磨きがかかった演奏になると思います。』という、さらなる一歩進んだ演奏に対する心構えを
いただきました。
終演後全員で記念撮影をしたとき、みなさまの達成感あふれる笑顔が大変印象に残りました。
静岡県で頑張っている未来のピアニストたちが
これからも、さらなる輝きをもって、羽ばたいてくれることを願っています。
静岡支部ホームページプロジェクト 担当 安藤真知子