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平成23年度 中部支部技術研修会   2011年02月28日(月)01時50分

「GP整調 PART・Ⅱ」 ~良いタッチとは何か?~

日 時:平成23年2月20日(日) 10:00~17:00 (受付9:30~)
会 場:中部楽器技術専門学校
講 師:梅田 義氏(本部常務理事、研修担当)
参加者:31名  スタッフ7名
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    よいタッチとは、一体なんぞや?????


このピアノのタッチ 何となく重い気がするんですけど、何とかなりますか?

調律訪問時とかホールでの仕事のときに言われたことはありませんか?

あなたなら先ず、何を考えますか。

物理的にメカニックの動きが重いと思われる方が多いのではないでしょうか。
部屋の状態やホールの環境にも因りますが、物理的な重さ以外、考えられますか?
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音に明るさが無い。
なんとなく、くたびれた音がする。
音に伸びが無い。・・・・・・・

演奏者は最高の音が出せるように自身の技を駆使して表現しようと努力します。
自身の技ではどうにもならなくなった時、我々に言います。

        “なんとかなりますか?”

ここからが今回の研修会での内容が生きてくるところです。


よいタッチは十人十色。演奏者によって様々だと思います。

では我々には何ができるのでしょうか。
先ずはメカニックを熟知する事。鍵盤からの入力をスムーズ、かつ確実にハンマーの打弦力に伝える事。
決められた時間内にピアノを最高の状態に仕上げる事が出来るようにする事ではないでしょうか?

これからも、いろいろな場面に出会うと思いますが、何を どうするのかをよく考えて行動に移りましょう。

感覚的なものか、物理的なものか・・・・判断は難しいかも?????
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日本ピアノ調律師協会