二年に一度、静岡、北陸、中部の三支部の委員が集まり支部長レベルではなく委員レベルでの意見交換をしていますが、今回の当番幹事は中部支部でした。
と き 2014年7月5日(土) 13:30~17:30
ところ メルパルク「NAGOYA」
まずはプチトリビアから。4月4日が「ピアノ調律の日」なら折しも翌日は「ピアノの日」。1823年の7月6日、オランダ人医師のシーボルトが日本に初めてピアノを持ち込みました(^_^.)
さて、今回の出席者は静岡と北陸からはそれぞれ4委員が中部からは9委員、そして本部・岩田光義常務理事の計18人でした。
<静岡支部の方><当番幹事・中部><岩田常務理事と北陸支部の方>
会議では、本部の基本方針と支部の現場感覚にはどうしても相違が生じてしまいますが、それを踏まえたうえでいかにして各支部の独自性を出していくかの知恵を出し合いました。
中でも最も共通性が高く頭の痛い問題は会員の減少です。もちろん即効的な打開策はないものの研修や事業などと連携しながら解決していきたい。たとえば、研修は現会員のレベルアップとともに入会促進策の一環になるのですが、その参加費の設定には支部によって真逆な考え方があったりして実に多面的。結果だけを知るのではなくその過程の説明など顔を合わせてならではの立体的な話し合いが持てました。
事業では「調律の日記念コンサート」と「12歳のハローワーク」(中部支部では出張演奏会)が議題に上りました。前者はその内容の充実と集客を増やす、その2点に集約された議事に、各支部独特の取り組みやこだわりが読んで取れました。後者はまだ発足間もない企画とあって手探りの印象はありますが、静岡支部の構想と工程はかなり具体的にまとめられていました。一方でここで使用するピアノは必ずしも完璧な状態ではないことがどこでもネックになっているようです。
わずか4時間という時間では尽きるはずもない議論でしたが、最後に岩田常務理事から、三支部間ではよく似た疑問を抱えておりそれを本部へのフィードバックや提案のきっかけしてもらいたいとの提言を以て議事終了となりました。