日本ピアノ調律師協会トップページ 支部トップ

記事一覧  

中国支部 第3回技術研修会   2016年11月20日(日)23時11分


中国支部 第3回技術研修会

日時:平成28年10月25日(火)13:00~17:00
場所:三次市民ホール 「きりり」 サロンホール
参加人数:44名

お客様へ提供出来る事はまだまだあります。
皆でやりましょう!「GPメンテナンスの基本と応用」

アップロードファイル 61-1.jpg
アップロードファイル 61-2.jpg
アップロードファイル 61-3.jpg

今回の研修会は広島県の北部 三次市で開催です。
当支部では、2回目となります関東支部の名取孝浩氏をお迎えし、「GPメンテナンスの基本と応用」と題し、基本的な事から氏独自の裏技まで、膨大な知識の中から惜しげもなく披露して頂きました。
数台の長机一杯に手作り工具、便利工具など所狭しと並べられ、開会前にも関わらず名取氏の周りには人だかりが出来、ミニ研修会が始まりました。知っているようで曖昧だったピン磨きから始まる鍵盤整調、温度と湿度の関係、各部の雑音取りや汚れ取り、ハンマーファイリングや針刺しなどの作業をホームセンター等で一般に市販されているモノで行います。名取氏の引き出しの多さにはいつも驚かされます。
今回の研修会は、まさに明日から使える・試せる内容でした。
半日があっという間に過ぎ大変に充実した時間でした。

広報委員/小林豊明

記事一覧  

中国支部 奉仕活動 ふれあいコンサート   2016年11月20日(日)22時43分

日時 平成28年9月7日(水)
場所 広島市湯来東小学校
講師 台信有里子先生(声楽)牧野千恵先生(ピアノ)

アップロードファイル 60-1.jpg 
アップロードファイル 60-2.jpg
アップロードファイル 60-3.jpg

奉仕活動 ふれあいコンサート

平成28年9月7日(水)13:30~15:00 広島市立湯来東小学校 広島県広島市佐伯区湯来町麦谷1803-1 9月の参観日「全校音楽」の授業として奉仕活動「ふれあいコンサート」を音楽室で実施しました。参加者は1年生~6年生23名、先生8名、保護者の方12名でした。 調律師協会中国支部より岩本健一支部長 小田伸二事業担当 村上仁調律担当の3名 講師は台信有里子先生(声楽)牧野千恵先生(ピアノ)の2名でした。最初の30分は事業担当小田よりピアノのしくみ、歴史などクイズを織り交ぜながら説明しました。そのあとアップライトピアノの中音ド左の弦だけ狂わせて、きれいなユニゾンと狂ったユニゾンを聴き比べしました。参加者のうなずきが見え興味深く聞いていただきました。カバンの中のいろいろな工具を見てもらったり、ピッカーの使用方法を説明したりしました。ハローワークのような調律体験はしていませんが調律師の仕事内容の一部ですが説明出来たと思います。そのあと講師の先生にバトンタッチ、台信先生の歌と牧野先生のピアノ独奏「3つの無言歌より1番 G.フォーレ」のあと10月の「文化祭」で全員合唱する曲「伝えよう笑顔と心」を台信先生が合唱指導しました。(広島弁丸出しで児童を引きつける楽しい指導です)最後に校歌を全員で歌いました。 この奉仕活動「ふれあいコンサート」も広島市中心部より車で1時間位の広島市立小学校で年1回実施しています。今回の小学校も校長先生のお話では、全校児童も少なく学校では友達と遊べるが、学校から帰ると家と家が離れていて友達と遊ぶことも出来ないそうです。コンサートもなかなか聴く機会がない学校を対象にこれからも続けていければと思っています。  

事業担当/小田伸二

記事一覧  

中国支部 第2回一般研修会   2016年11月20日(日)22時34分

平成28年度第2回一般研修会
「タッチウエイトマネジメントの実践体験と事例研究」

日時 平成28年6月13日(月) 午前9:30~午後5:30
場所 上の学園ホール 406スタジオ (広島市中区白島19-1)
講師 中村祐司氏 (ニュージーランド、ジェンキンピアノサービス勤務)
参加者 会員35名


アップロードファイル 59-1.jpg
アップロードファイル 59-2.jpg
アップロードファイル 59-3.jpg



この度の技術研修は、「タッチウエイトマネージメントの方法」の著者であり他支部でも講演をしていただいている中村祐司講師による少々難しい事を実技と効果を交えて理解していく1日研修会となりました。
 今回の講演の進行内容は、
・タッチウエイト調整の概要
・ダウンウエイト、アップウエイト、バランスウエイトとフリクション
・ストライクレシオとアクションレシオ
・昼食
・スタンウッドの平衡式
・平衡重さと慣性重さ
・タッチウエイト調整実技
・休憩
・実技続き
・事例研究
・スマートチャート作成
・HSWの違いによるタッチと音色の違い
・まとめ

まず、中村講師によるタッチウエイトについての概要をお話いただきました。それからスクリーンに向かいタッチを軽くする為、データ表に添って順番に測定していきました。
その方法も理屈もしっかりとした理論に基づいていますので、わかりやすく先へ進むことが出来ました。しかしなかなか楽なものではないのでグループごとに頭をひねりながら数学の理論を解くように理解していきました。実際に実技でやってみると現場でも使えそうな技術ですので、今後の調律活用にとても繋がることだと思います。後半はスマートチャートを作成してみて実際の状態を確認して見ました。
今回の研修は参加人数も多く、会員の皆さまの興味を引くような技術研修になりました。

                        広報委員/加藤正巳

日本ピアノ調律師協会