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中国支部 「ふれあいコンサート」報告   2019年11月20日(水)20時24分

奉仕活動「ふれあいコンサート」

日時:2019年11月12日(火)
場所:広島市立筒瀬小学校(広島市安佐北区筒瀬)
参加者:全校児童41名 先生14名
講師:台信有里子先生(声楽) 牧野千恵先生(ピアノ)

 今回の奉仕活動は、自然が豊かで子供達がのびのびと生活している学校で行いました。
 中国支部より、岩本健一支部長、事業担当の山村、台信有里子先生(声楽)、牧野千恵先生(ピアノ)の4名で実施しました。
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 最初に山村よりピアノの仕組みをお話しました。子供達の目の前でグランドピアノを分解したり、内部を見せたりしました。アクションモデルを触ってもらった時は子供達がとても興味を持っている姿を見せてくれました。
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 その後、台信先生の「小さな四季(童謡)」、次に牧野先生の「きらきら星変奏曲」と続きました。その後も数曲演奏して頂きました。子供達が合唱してくれた「語りあおう」、「ゆうきのうた」に台信先生が笑顔を作って歌う大切さを指導して頂いたことで曲が明るくなり、その場にいる全員が感動してこの会を終えることが出来ました。
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  事業担当 山村公司

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中国支部 2019年度第2回研修会報告   2019年11月04日(月)15時45分

『ヤマハグランドピアノをより響く楽器にする為の整調と整音』

日時:2019年10月20日(日)10:00~17:00
会場:ワタナベミュージックなかやま楽器パルティフジ坂教室(広島県安芸郡坂町)
講師:程内隆哉氏
参加:28名、他支部1名

 今回の中国支部の技術研修会は、程内隆哉氏をお迎えし、なかやま楽器様の音楽教室及びグランドピアノを2台お借りして行いました。
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 程内氏はヤマハのフルコンの設計・開発を担当されていたり、海外勤務の豊富な経験からヤマハと海外メーカーとのピアノ造りのコンセプトや歴史の違いなど、興味深いお話から始まりました。
 それぞれメーカーの設計思想、その時代による材料・設計による音の違い、響きの違いを分かりやすくお話下さいました。
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 「より響く楽器に」ということで特に次高音の音の出ない・響かないピアノをどうするか?
響板のクラウンの緊張が豊かな響きを作っており、いわゆる響板のヘタリ、駒高の変化にどう対応するか、実演して頂きました。
何か所のフレームボルトを緩め駒高を変える、キャスターに真鍮版を入れる、ハンマーのテンションを上げるよう形状を整える、針指しを数種類・・等々実演して参加者で音の変化を実感しました。
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 研修会で体験したことは近いうちに必ず「自分でやってみる」ことが大切で、もしそれが自分に合わなかっても一度は試すことで自分の力になることは間違いありません。それをヒントに自分に合った方法が見つかるかもしれません。とにかく研修会後には自分でもう一度やってみることがとても重要に思います。

日本ピアノ調律師協会