(社) 日本ピアノ調律師協会北海道支部平成23年度事業
"4月4日はピアノ調律の日" 記念レクチャー&コンサート
ピアノアンサンブルの魅力(シリーズ第1回)
〜銘器マテウス・アンドレアス・シュタインで聴くシューベルトとショパン〜
2011年4月10日(日) 札幌サンプラザホール 17:00開演
●曲目
J. N. フンメル ピアノ五重奏曲 変ホ短調 作品87
F. シューベルト ピアノ五重奏曲 イ長調 作品114 D667「ます」
F. ショパン ピアノ協奏曲 第二番(第二楽章)
●演奏 … 小川加恵ピアノクインテット
小川加恵(ピアノ) 廣海史帆(ヴァイオリン) 小林瑞葉(ヴィオラ)
高橋弘治(チェロ) 角谷朋紀(コントラバス)
●レクチャー … 山本宣夫(ピアノ技術者、制作者)
●使用ピアノ:マテウス・アンドレアス・シュタイン
Matthaeus Andreas Stein(伝マテウス シュタィン ca 1820ウィーン)
75鍵(FF〜g4)4本ペダル(ウナコルダ、ファゴット、モデラート、ダンパー)
北海道支部では平成23年度事業、"4月4日はピアノ調律の日" 記念レクチャー&コンサートを、4月10日 (日曜日)、札幌サンプラザ・ホールにて開催します。
平成12年4月4日からスタートした「ピアノ生誕300年」、「大作曲家とピアノ」シリーズ各5回に続き、今回から新シリーズ「ピアノアンサンブルの魅力」をスタートすることになりました。会員の努力の積み重ねとその充実した内容が多くの音楽ファンの関心を集めて定着したコンサートを、さらに充実させるよう準備を進めております。
この企画は、ウィーン芸術史博物館専属フォルテピアノ修復師としてなど、世界的に活躍されている「フォルテピアノ・ヤマモトコレクション」主宰・山本宣夫氏製作の一連のレプリカまたは修復ピアノによる演奏会シリーズで、今回も山本氏が収集し修復した1820年ウィーン製マテウス・シュタインを、例年のように大阪府堺市からフェリーで運んでいただき、山本氏本人のレクチャーと、小川加恵ピアノクインテットの演奏で、シューベルト作曲「ます」など、当時の作品を聴いていただきます。
新しいピアノの誕生に託して生まれた名曲などから、ピアノの発展過程や時代背景などを想起することができる有意義で楽しいコンサートになることと思います。併せて会員相互の研鑽や音楽界への貢献を通して、日ピのPRと調律の啓蒙にも役立つことと思っております。
報告 HP担当 品田昌宏