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よんよんコンサート「いにしえのピアノ・コンサート&レクチャー」が開催されました。   2011年05月04日(水)13時47分

平成23年4月17日(日)、四国支部総会とレクチャーコンサートが高知イオンモールにて開催されました。

♪「いにしえのピアノ・コンサート&レクチャー」♪
江森常務理事にレクチャーをいただきながらピアニスト長篠央子さんにべートーベン・ショパン・リストなどの演奏を楽しむというコンサートが行われました。

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今回使われたピアノは、ショパンやリストが愛用したといわれるエラール製のモダンピアノで、1845年製造のものです。ちなみに1845年は、ショパン35歳リスト34歳の年に当たります。
現在のピアノに比べ、鍵盤数は3鍵少ない85鍵。白鍵の長さも短いし、鍵盤が沈む量も少なく(浅い)、音を止めるダンパーも下から押さえる形になっています。

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このピアノを使い、ベートーベンソナタ21番「ワルトシュタイン」全楽章・リスト「ラ・カンパネラ」・ショパン「ノクターン6番」「ワルツ5番」「スケルツォ2番」そしてアンコールでリスト「愛の夢」が演奏されました。
長篠さんの素晴らしい音楽性とテクニックは予想を遥かに超えた音量とダイナミックレンジで私たちを楽しませてくれました。
また江森常務理事の詳細なレクチャーにより、ピアノの歴史をピアノの音色に重ねて聞くことができ、心をしばしショパンやリストが活躍した時代へと馳せた2時間でした。

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(記・進藤久恵)

日本ピアノ調律師協会