「4月4日はピアノ調律の日」記念事業 4月6日(土) 14:00~ 新潟ユニゾンプラザ
「ピアノの演奏表現の可能性をメカニックから」と題し、昨年度実施内容と同様に行われました。
昨年は、松本市にての開催であり今年度は、新潟市にての実施となりました。
講師は、新年度のご多忙な時期でもありましたが、東京藝術大学理事・教授の渡辺健二先生を
昨年に引続きお願いいたしました。 先生のピアニストとして演奏表現をピアノメカニックの視点
からの可能性を紐解く大変興味深い内容のものでした。
広い会場においてどの位置からも、説明が行き届くようにプロジェクターを使用し、パソコンと
カメラ画像を駆使した分かりやすい状況に、来場の参加者の皆さんには喜んで頂きました。
鍵盤楽器の歴史からピアノの誕生までの解説に始まり、その楽器の持つ特徴と表現力の
違いから、演奏やタッチにどのような影響をあたえているか等、演奏と映像を組み合わせ
ながらの進行にて、気が付くと予定時間に近づくほどの集中する内容でした。
参加会員からも大変勉強になったとの感想が多かったのですが、ピアノ指導者への企画として
土曜日設定の難しさと、当日の低気圧による荒天により参加者が予定数より少なかったことに、
反省の残るところです。