総会終了後事業の一貫として昨年に引き続き小野哲氏講演を開催いたしました。
ピアノ修理アラカルトⅡ 本部理事 関東支部会員 小野哲氏
アメリカPTCに数年前いったところ。ピアノが好調に売れていたころは調律の仕事も好調でやっていけたが、やはりだんだんと調律が減っていっている。現地では調律・整音・整調と仕事が別れている事が多い。との体験から・・・生き残るには修理を勧めたい。古い想い出のあるピアノを大切にされている方が徐々に増えている。とのご自身の現状をお話しくださいました。
プロジェクターにて修理品の写真を用いて ビフォーアフターを説明 当時の部品を正確に再現 復元されたり 水害にあったピアノの修理等紹介されていました。
私事ですが新規に製作したほうがよほど早く楽かと思われ、修理修復代金はいかほどか下衆の勘繰りもしてしまうほど感心いたしました。
それにしても前回の古楽器修の丁寧な仕事。今回のような我々が日ごろ接しているピアノの修理などの仕上がりには感激しました。お客様も喜ばれたに違いありません。
4月4日はピアノ調律の日記念コンサート
小原孝ピアノコンサート ~逢えてよかったね2014~
会場 長野県長野市東部文ホール
日時 平成26年4月6日㊐ 16:00開場 16:30開演
入場者 315名 (他・会員25名)
コンサート当日天候が冬型に変わり時々雪交じりになり開場を10分早めました。
東部文化ホールが超満員となる盛況ぶりで、開演前に座席が足りなくなり急きょ20席ほど予備椅子を用意するほどの嬉しい結果となりました。
協会会員特に北信地区会員の協力の賜物と思います。
コンサートは小原孝ワールドに染まり観客と一体となり後半の東日本大震災復興支援曲の合唱では客席も盛り上がり素晴らしいコンサートとなりました。
最後の小原氏の挨拶で「調律師協会のお招きは初めてでピアノを弾ける喜びと楽しみ音楽業界も大変でしょうが、いつまでも継続できるよう感謝します」とステージより会員より観客に呼びかけていただきました。
終演後はサイン会があり、長蛇の列のお客さんにも快く対応してくださり、写真撮影にも気軽に応じていただきました。