12歳のハローワーク報告
平成26年(2014年)度から始まりましたこの事業も早6年目となりました。今年も実施校5校を計画し3校が終了しました。
私達がピアノ関連で仕事が出来るのも、ピアノを弾いてくれる人々がいるおかげです。ピアノを好きになってくれる人を増やしたい一心で取り組んでいます。
ピアノの仕組講座とコンサートの二本立てで、毎年500名ほどに出前授業を展開しております。既に3千人がこの授業を受けたことになります。手探りながら始めたこの事業ですが、最初に聞いた児童は既に高校生です。印象に残ってくれているでしょうか?少しでも記憶の片隅にあれば大成功です。
実施するまでの学校側との交渉は苦労の連続ですが、児童の元気な反応、新たな事を知った時の表情や笑顔に救われます。その上、自身が調整したピアノで先生が解説付き演奏をしてくれます。大変だったことなどはどこかに飛んで行ってしまいます。
「蜜蜂と遠雷」や「羊と鋼の森」、最近ピアノや調律師を題材にした映画がヒットしています。将来、ハローワークを体験した子供たちがピアノ関係や調律関係のお仕事に就くことを夢見て、今後も活動を続けていきたいと思います。
ミニコンサート始まるよ!
響板の役割を音叉で説明
静岡支部
大嶽壽宏